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斎藤環さんが選ぶ「21世紀の暫定名著」に『ユマニチュード』が!

12 07, 2015



たまたま本屋で買った群像1月号。そのなかの「21世紀の暫定名著」という特集で、精神科医の斎藤環さんが『ユマニチュード 「老いと介護の画期的な書」』を挙げているのを発見して興奮する。

折しも増版が決まった本書。これからの社会を考えるうえで間違いなく重要な書です。ぜひ読んでください。
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八重樫氏 訳書紹介 『悪い娘の悪戯』

06 28, 2015
悪い娘の遊戯

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読書メーターのレビューはこちら

八重樫克彦氏と八重樫由貴子さんの共訳です。

この本は本当に読んでいて楽しかったです。432ページと結構な長さの小説ですが、ページをめくる手が止まらず、夜が更けるまで読み続けてしまいました。原作に力があって、なおかつ訳者にめぐまれてはじめてこういう作品が誕生するのだと思います。青春の甘い感じから、壮年の少しくたびれた感じまで、微妙な差ではありますが、かなり慎重に文体を選んで訳し分けられたのではないでしょうか。

いわゆるファムファタールと、それに生涯恋い焦がれ続ける男の物語ですが、そんな要約を許さないほど豊かな細部に溢れています。

主人公の男は通訳者であり文芸作品の翻訳もやっていて、通訳、翻訳に対する男の考えを披瀝する場面もいくつかあり、それが男の人生観とも通底しているなど、翻訳に携わる者としては反応せずにはいられないところがありました。もちろん作中の人物ですので、バルガス=リョサ自身の考え方が反映されているのかはわかりませんが、それが影を落としていることは確かだと思います。バルガス=リョサは通訳や翻訳をやった経験があるのでしょうか。このような場面を訳す際に八重樫氏がどう反応したか、講演会でぜひ聞いてみたいところです。

講演会の情報はこちらです。

ノーベル賞作家、マリオ・バルガス=リョサの翻訳家を招いて

06 04, 2015
待ちに待っていた企画が実現です。

八重樫克彦氏 講演会 「ノーベル賞作家、マリオ・バルガス=リョサの翻訳家を招いて」
7月12日(日)東京で開催



文学作品、それもノーベル賞作家の作品となれば、大学教授が訳していることがほとんどです。
それは出版社にとって「○○大学教授」という肩書きが魅力だからでしょうか。何をもって翻訳を評価するかという基準が固まっていない以上、それが一番無難ということでしょうか。

今回の講演者、八重樫克彦氏は「○○大学教授」ではありません、大学も出ていないそうです。そんな氏がいかにしてバルガス=リョサの翻訳家になったのか。その道のりを想像するだけでワクワクしてきませんか。

「バルガス=リョサの翻訳家」と紹介していますが、氏にとってはそんな「肩書き」はどうでもいいのかもしれません。ただただ文学が好きで、ぜひ日本の読者に紹介したいという強い気持ちがあっただけだとおっしゃるのではないかと思います。

東京英訳コース(サテライト授業)をモニターしました

03 27, 2015

 昨日、東京事務所でSkypeを通して、東京英訳コース(サテライト授業)のモニターをしました。4月からの授業を検討されている方に参考にしていただけるよう、その感想を書いておきます。

 まず、英訳で何が重要なのかが、たった1回の授業でしっかり理解できました。具体的には、原文が下手だったり、意味があいまいだったり、整合性が合っていなかったり、論理的に破綻したりしているところをいかに読み解くかというところと、どの情報を英語の文字の上に表して、どの情報を文字の上には表さないかという情報のさばき方、要は日本人が英訳をする意味、日本語を母語とする英訳者に求められているものといったようなものになります。

 実際に英語にする前の段階で、ほとんど勝負ありなのではないかと思いました。市販の英訳の教科書、参考書はいろいろな表現が載っていて便利は便利ですが、この段階を飛ばして表現だけ勉強しても、英語の論理に則った文章を書くのは難しいと思います。

 この部分に関しては詳しいヒントもありますし、ヒントの意図がわからなくても、訳す段階でいろいろ想像して、授業で説明を聞くことができます。

 ほかにも、類似語の使い分け覚えておくと便利な表現医学英語の傾向など、美味しい話が満載です。

 講座の詳しい情報はこちらをご確認ください。

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受講生の一言

03 19, 2015

 先日はじめてトライアリストの講座にいらっしゃった方がこんなことをおっしゃっていました。

 「医薬翻訳の講座はほかにもいろいろあるけれど、どこも入門から始まって、初級、中級、上級と進んでいってそこで終わってしまう。そんな短期間で次々に級が上がっていって、上級が終われば仕事ができるようになるなんて本当なのか。一見いいようにみえるけれども、そっちの方が不安。トライアリストは納得がいくまで勉強が続けられるところがいい。少し時間はかかっても、腰を据えて勉強したい。」

 講座選びの参考になればと思います。

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Humanitude(ユマニチュード)「老いと介護の画期的な書」発売中!
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翻訳の森に迷い込んでもう3年。トライアリスト東京。

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