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統計の本

08 07, 2015
 

 この『たったこれだけ!医療統計学』けっこうおすすめです。帯には「1時間で医学論文を読むために必要な統計学が頭に入る」とあります。  

 翻訳をするにあたっては各種統計の手法を使って数値を計算するわけではないので、たとえば「95%信頼区間」というのがどういうものなのかを理解したり、よく出てくる統計手法がどんなものかを把握しておくことがまず必要です。

 この本は翻訳者に向けて書かれたものではありませんが、とにかく「医学論文を読む」ことだけに特化して書かれています。その目的から外れる要素は徹底して省かれていて、「ここは理解する必要はない」とか「これさえわかればいい」と言ってくれるので、翻訳者にとってかなりありがたい本だと思います。120ページと薄いので、1時間で読めるかはわかりませんが、1日で読めてしまうのもいいところです。

 ただ、皮肉なことに翻訳書ということもあり、「ひと続きの100人の患者」とか出てきますので、適宜原文を想像して読まないといけませんが、、、


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再び、専門書

03 29, 2015

 以前専門書のことを書きましたが、最近本講座の課題に専門書を使っている方が少しずつ増えてきている気がします。

 どんな方が使っているかを見てみると、ずばり
 ①上級者
 ②上達が早い方

 やっぱり、級が上になるほど専門書の必要性が身に染みてわかっていて、専門書を読むほど上達が早くなるんです!断言します。

 3、4月課題ではたとえば、こんなのがあります。

ユビキチンがわかる―タンパク質分解と多彩な生命機能を制御する修飾因子 (わかる実験医学シリーズ―基本&トピックス)ユビキチンがわかる―タンパク質分解と多彩な生命機能を制御する修飾因子 (わかる実験医学シリーズ―基本&トピックス)
(2004/08/01)
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ユビキチン‐プロテアソーム系とオートファジー―作動機構と病態生理ユビキチン‐プロテアソーム系とオートファジー―作動機構と病態生理
(2007/02)
不明

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タンパク質の翻訳後修飾解析プロトコール―リン酸化、糖鎖修飾、ユビキチン化、アセチル化、メチル化、脂質修飾の解析方法を網羅! (注目のバイオ実験シリーズ)タンパク質の翻訳後修飾解析プロトコール―リン酸化、糖鎖修飾、ユビキチン化、アセチル化、メチル化、脂質修飾の解析方法を網羅! (注目のバイオ実験シリーズ)
(2005/12/01)
稲垣 昌樹

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細胞工学 10年12月号 29ー12 特集:ユビキチン修飾系の多彩な機能細胞工学 10年12月号 29ー12 特集:ユビキチン修飾系の多彩な機能
(2010/11)
岩井一宏

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専門書の紹介 9、10月課題

09 20, 2013
 今回は1冊ご紹介しておきます。

 
臨床外科 2012年 07月号 分子標的薬の有害事象とその対策臨床外科 2012年 07月号 分子標的薬の有害事象とその対策
(2012/06/25)
不明

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 9、10月課題のテーマはキナーゼ阻害剤の心毒性。

 キナーゼ阻害剤についてはかなりの本が出ていますし、その有害事象に関するものもけっこう出ています。

 なので、別にこの本である必要はありません。大きな本屋に行けばいくつか見つかると思いますし、本当はそれが一番なのですが、何らかの事情で行けない場合には参考にしてください

冠詞とsが泣いている

08 23, 2013
 8月7日の本講座課題について。

 1文目を見てみましょう。

 Removal of the ovaries and uterus (以下略).

 何のためにtheがあってovariesと複数形になっているのでしょうか。

 卵巣はふたつ、子宮はひとつです。卵巣をふたつとも摘出するからthe ovariesとなっているわけです。これを「卵巣と子宮」と訳してしまっては、卵巣をひとつだけ摘出するのか、ふたつとも摘出してしまうのかわからなくなります。この論文では、卵巣も子宮も全部摘出してしまうということがかなり重要な意味をもつわけです。だから「両側卵巣」としなければ。ここをさーっと通り過ぎて行ってしまってはだめなのです。

手で書く

08 14, 2013
 課題を提出すると、後日添削と一緒に訳例が送られてきます。

 さあどうしましょう。

 自分の訳文と訳例を見比べて、「なるほどねぇ~」と感心して終わってしまっては、あまりにももったいない。また、「この単語はこう訳すのか~覚えよう!」という勉強のしかたにも問題があります。

 復習のしかたにはいろいろあるのですが、今日はそのうちのひとつを紹介します。

 ズバリ、「訳例を手で書き写す」

 私も以前、毎日やっていた時期があります。かける時間は15分くらい。

 毎日やるのが大変であれば、課題に取りかかる前にやってみたり、ひどい日本語の文章を読んでしまったあとにやってみたりしてもいいと思います。

 もちろん、ただ漫然と書き写していてもだめで、次の3点を意識するといいと思います。

 ①情報構成を確認する。 
 専門書などを読んで意味がわからないのは、専門用語や専門の言い回しの問題を抜きにすれば、だいたいその書き手が情報構成を意識して書いてないからです。つまり、誰かに何かをわかりやすく伝えようとする意志がないんです。
 情報構成を意識しないで文章をかけるようになるには、いったんそれを意識化する必要があります。何でもそうだと思いますが。

 ②情報子の結びつきに注意する。
 どの名子とどの動子がくっついているか。どの名子とどの形容子がくっついているか。

 ③リズムを感じとる。
 日本語の「リズム」と言ってしまっていいかはわかりませんが、これをことばで伝えるのはとても難しい。体で覚えるのが一番だと思います。
 たとえば、原文の動詞がどれも過去形になっている場合に、一律に「~た。」「~た。」「~た。」とするのは超音痴。書き写す際に原文を見る必要はまったくありませんが、文がどのように終わっているかに一度注意してみてください。
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Author:クルック
翻訳の森に迷い込んでもう3年。トライアリスト東京。

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