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フランス語の参考書⑦『中級フランス語 つたえる文法』

06 25, 2013
中級フランス語 つたえる文法中級フランス語 つたえる文法
(2011/05/20)
曽我 祐典

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 目次

 1章 フランス社会でことばを使う
 2章 タイムマシーン「直説法」を使いこなす
 3章 聞き手に配慮しながら伝える
 4章 事態にともなう状況を表す
 5章 人の思いと自分の思いを伝える
 6章 聞き手にうまくはたらきかける


 以前紹介した『あらわす文法』、『よみとく文法』と同じシリーズの本です。

 この本では、「聞き手に自分が伝えたいことを的確に表現するにはどうしたらいいのか」、「いかに聞き手に配慮して話をすればいいのか」という観点から、フランス語のことばづかいの問題が取り上げられています。

 日本語を話すときにも、ただ情報が伝わればいいというものではありません。「どのように」伝えるのかということも大切です。フランス語でも同じです。

 『あらわす文法』が言語学的な視点からフランス語を勉強したい方、『よみとく文法』がフランス語の小説を読みたい方におすすめできるとすれば、この本はフランス語で会話をしたい方におすすめできます。難易度の点でも、前の2冊より易しいと思います(というより、この2冊がかなり難しいのですが)。

 第2章では、現在形、複合過去、未来形、前未来、半過去、大過去、条件法現在、条件法過去の使い分けが、「現在スペース」と「過去スペース」という概念でもって説明されています。
 ここを読めば、会話をするうえで時制に悩むということはなくなると思いますよ。

 コラムの一節を引用しておきます。

 
 中級の人にもときどき沈黙が見られます。それは、多くの場合、複雑な内容を一つの文で言い表そうとして行き詰ったための沈黙です。長くて複雑な文につき合うのは、聞く方も大変です。むしろ、自分が使いこなせる語彙・文法の範囲で無理をしないという方針でいく方が賢明です。(p.157)

 
 ダニエラ先生とまったく同じことをおっしゃっています。やはり授業以外の時間に使いこなせる表現を増やし、授業のときにそれを掘り起こして使うという単純なことが、会話上達の鉄則のようです。
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医学書専門店と専門書の紹介

06 19, 2013
 以前、医学の専門書を読むことについて記事を書かせていただきました。

 その流れで今回はまず、医学書専門店について。

 いざ専門書を買いに行こうと思っても、医学書を扱っている書店は限られています。ある書店では以前は医学書コーナーがあったのに、いつの間にかなくなっていたということもありました。採算が取れないんでしょう。

 そこで役立つサイトのご紹介です。

 この日本医書出版協会のサイトでは、書店検索をすることができます。日本全国の医学書を販売している書店を探すことができますよ。
 ぜひお住まいの都道府県を選択して、調べてみてください。以外に近くにあったりするかもしれませんよ。

 ちなみに、書店に行ったら日本医書出版協会が出している「医学書目録」をもらってきましょう。もちろん無料です。分厚くてちょっと重いかもしれませんが、分野別に夥しい量の医学書が掲載されていますので、ものすごく使えます。


 また、インターネットで本を買える書店も多いので、雑誌のバックナンバーを探すときにも役立ちます。
 たとえば、この泰山堂書店(岡山県)。雑誌のバックナンバーがこんなに大量に…!すごいですね~

 そうそう。うた子さんのブログで医学部の図書館のことが紹介されていました。私が卒業した大学の図書館は、卒業生であれば入館して本を閲覧することはできるのですが、本を借りることはできません。でも、大学によっては学生以外にも本を貸し出しているところがあるんですね…!

 
 お次は専門書の紹介です。

消化器内視鏡ハンドブック消化器内視鏡ハンドブック
(2012/05/05)
不明

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内科 2013年 03月号 [雑誌]内科 2013年 03月号 [雑誌]
(2013/02/22)
不明

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 課題を訳すときの参考にしてください
 私は主にこの2冊を参考にしましたが、使える表現や言い回しがたくさん出てきます。

フランス語の参考書⑥『フランス語で読もう「星の王子さま」』

06 18, 2013
対訳 フランス語で読もう「星の王子さま」対訳 フランス語で読もう「星の王子さま」
(2006/06/29)
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ

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 フランス語の文法をひと通り勉強したら、何か1冊フランス語の本を読みたいな。でもいざ読み始めてみると、難しくて挫折…。そんなときに役立つ対訳本です。

 著者は「はじめに」でこう書いています。

  原文の思考の襞をあとづける逐語訳に近い訳文を、読みやすい対訳形式にしました。(p.5)

 これには若干賛同しかねますが、それは措いておきましょう。こうは書いているものの、翻訳本にありがちな粗悪品にはなっていないのでご心配なく。著者は中公文庫から「星の王子さま」の翻訳を出しているので、それとこの本の訳文を比べてみるのも面白いかもしれません。


 この本の構成は、まず本文(左ページに原文、右ページに対訳)があってその後に注解、訳し方の手引き、フランス語文法のおさらいという順になっています。

 フランス語文法のおさらいは動詞の活用を中心によくまとまっているので、原文を読んでいてこの動詞の時制はなんだっけ~っていうときにみるとすごく役立ちます。

 さて、この本の一番優秀なところは注解です。ただ単に辞書を引けばすぐに解決するようなところには注はつけられていません。そのかわり、「辞書を引いてもよくわからない~」とか「このenとかyはいったい何なんだ~」とか読んでいてつまずきそうなところにはしっかり注がついています。

 また、話が進むにつれて注解の内容が高度になってきます。だんだんと訳し方に関する注意が増えてきます。「フランス語ではこうだけど、日本語ではこうした方がいい」という感じ。


 この「対訳 フランス語で読もう」シリーズには、このほかに『木を植えた男』と『異邦人』があります。

対訳 フランス語で読もう「異邦人」対訳 フランス語で読もう「異邦人」
(2012/09/26)
アルベール・カミュ、柳沢 文昭 他

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朗読CD付 対訳 フランス語で読もう「木を植えた男」朗読CD付 対訳 フランス語で読もう「木を植えた男」
(2011/08/31)
ジャン ジオノ、村松 定史 他

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 3冊とも同じ構成なので、どうぞお好きなのを選んでみてください。

トライアリストの冠詞講座にまた一歩前進が

06 12, 2013
 冠詞はやっぱり難しいんです。

 トライアリストの東京特別講座では毎回、2コマ設けて冠詞講座をやっています。

 「また冠詞講座か。1回聞いたから今回はいいかな」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、私なんかは1年以上、回数にして30回以上聞いてようやく全体像を把握できたかなという感じです。

 しかも、前回(6月9日)の授業では絶対的情報量と相対的情報量(難しそうな用語のようにみえますが、なんということはありません)という観点から体系的な説明があり、頭がすっきり整理されました。

 冠詞の話をするとなると、いろんな切り口から話を始めることができます。

 そのなかでも、この観点から冠詞の世界に入っていくのが一番わかりやすく、しかも実践的ではないかという感じをもちました。

 たとえば、aは「ひとつの、ある」で数えられるものについて、theは前に出てきたものにつくという説明は、これ自体誤りではないのですが、こういう認識の致命的な欠陥がどこにあるかわかるでしょうか。この認識を改めずに冠詞の勉強をしていっても、苦しくなるだけです。


 次回の冠詞講座はまさに「情報量」という考え方から出発して冠詞の謎を解いていく講座になります。
 それに、今まで冠詞講座は日曜日に2コマありましたが、次回は6月21日金曜日の13:30~15:00に入門編の講座をやることになりました。
 今まで曜日が合わなくて出られなかった方にかぎらず、一度授業を聞いたことのある方でも得るところがかなり大きいものになるでしょう。

 これで入門を果たしたら、6月23日(日)、13:30~15:00の応用編が待っています。理屈がわかってもいざ英語を読んだり書いたりするとわからなくなるということはよくあります。
 この応用編では、入門編の内容を踏まえて、技術や医学という現実と冠詞との対応関係を明らかにしていきます。


 お申込み、お問合せはこちらまで。

ラ・ファミリア(メキシコ料理店)でランチ

06 11, 2013
 来る6月23日にお邪魔するメキシコ料理店、ラ・ファミリアでお昼を食べてきました。

 トライアリストの事務所から歩いて2、3分。すぐ近くです。


 image4_convert_20130611143534.jpeg


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 一番乗りです。

 メニューを見てみるとどれもこれも美味しそう。そこで「メキシコと言えばどれですか」と単刀直入に聞いたところ、Cochinita Pibilをおすすめされました。
 
 image3_convert_20130611143515.jpeg

 右下のお肉がCochinita Pibilです。
 Cochinitaが豚肉ですが、Pibilは何でしょうね。豚肉を細切れにして、アチョテという調味料などで味付けをしてから、バナナの葉で包んで蒸し焼きにしたものです。マヤ料理だそうです。

 まず食感がいいです。豚肉をこんな食感で食べたのは初めてかも。
 メキシコ料理というと「辛い」というイメージがありますが、それだけではありません。いろんなスパイスと、バナナの葉の香りとが相俟って実に味わい深い。
 これをトルティーヤに包んで食べます。

 ミャンマー料理の店でも、バナナの葉に包んで蒸した魚の料理を食べたことがあります。
 これ、いいですよ。

 あと、写真にはほとんど写っていませんが、ワカモレもすごく美味しかった!
 アボガド嫌いだったんですが、これならいくらでもいけます。

 同じ食材でも国や地域によってその調理法が違うっていうのは、当たり前のようでいてやっぱり面白い。世界の食の歴史に関する本を一度読んでみたいです。

 同じことばでも人によって(育った環境、読んできた本、好奇心、想像力などによって)その使い方、表現方法、文体などが変わってくるというのと同じですね。
0 CommentsPosted in 日常

未知との遭遇@カラバッシュ

06 11, 2013
 行ってきました。カラバッシュ

 こちらの記事にも書いたように、6月7日はフランスづくしの日でした。

 授業のあとは予定通りみんなでカラバッシュへ。浜松町にあるお店で、事務所からは電車で30分ほど。

 お店に着くと、ブルキナファソ出身のお兄さんが出迎えてくれました。ブルキナファソという国、ご存知ですか。私もこの名前を知ったのはつい最近のこと。何たる無知…。

 フランス語で挨拶はできたものの(当たり前だ!)、その後はてんぱって残念な結果に
 ダニエラ先生からもしっかりお叱りを受けました。

 さて、簡単に料理の紹介です。

 image6_convert_20130611125430.jpeg        image7_convert_20130611125450.jpeg

 左と右、それぞれ何の肉でしょう


 左はクロコダイル、右はダチョウのお肉です。
 まさに私にとっては未知との遭遇です。

 日本でふつうに暮していて、クロコダイルとかダチョウを食べるっていう発想ありますか。こういうお店に来ないかぎり、なかなか食べることができません。
 ダニエラ先生も、クロコダイルと聞いて怯えていましたが、いざ食べてみると

 Delicieux

 ダチョウもひとくち口にして

 Delicieux

 満面の笑みです。

 そしてこの日はライブがありました。

 image5_convert_20130611125409.jpeg

 Mukunaさんです。とにかくよく喋ります。歌ってる時間より喋ってる時間の方が長いのでは?!
 太鼓のようなものを持っています。叩く場所や叩き方で4種類の音を出せるみたいです。
 そのリズムに乗せていろんな歌を歌ってくれました。
 毎週金曜日にはカラバッシュでライブをやっているみたいなので、今回行けなかった方もぜひ!
 
 締めはLes Champs-Elysées。ダニエラ先生も大喜びです。


 料理と歌でもうここは日本でありながら日本ではない無国籍な時空間となりました。

 それに拍車をかけたのがことば。この場所で少なくとも7つの言語を耳にしました。
 まずは当然フランス語、Munkaさんは英語で話してスワヒリ語やフランス語で歌っていました。このほかにも話せる言語がいくつもあるみたい。そしてタリンさんとダニエラ先生はフランス語のほかに、タイ語、ルーマニア語、ドイツ語で話をしていました。
 いったいここはどこなんだ

 1日に、それもわずか数時間の間に、こんなに多くのことばを耳にした経験は初めてです。 
 そんな3人に羨望と嫉妬の眼差しを注ぎながらあっという間に楽しい時間が過ぎていきました。

 というわけで、早速ルーマニア語の本を入手しました。
ニューエクスプレス ルーマニア語(CD付)ニューエクスプレス ルーマニア語(CD付)
(2008/12/01)
鈴木 信吾、鈴木 エレナ 他

商品詳細を見る


 ふたりがルーマニア語で意思疎通を図っているのに、自分だけわからないっていうわけにはいきません。

 フランス語にしても、なんとかふたりが話している内容はわかるのですが、口から出てきません。お話になりません。もっと時間を作って勉強しなければ。

 また「フランスづくし」の企画をやりますので、今回参加できなかった方もそのときはぜひ
 次はまた別のお店に行きますよ~。 
0 CommentsPosted in 日常

スペイン語とメキシコ料理の夕べ

06 06, 2013
 いよいよ明日、6月7日は「フランスづくし」の日です。
 直前までお申込み可能ですし、飛び込みでの参加もできますのでお待ちしております

 
 さて、フランス語の次はスペイン語。
 6月23日には、「スペイン語とメキシコ料理の夕べ」が開催されます。

 トライアリストは「日本で唯一、日本語が学べる翻訳講座」であると同時に、「多言語」の世界に触れることができる講座でもあります。

 本会の代表タリンさんは、仕事を受けたことのある言語が22にものぼるという日本屈指の「多言語翻訳者」。世界広しといえども、これだけの言語を操って翻訳の仕事ができる人はそう簡単には見つからないでしょう。

 そのなかでもスペイン語はタリンさんが最も得意とする言語。受講する方の興味次第で、話はいろいろな方向に広がっていくと思います。
 
 私なんかはフランス語を勉強しているので、同じラテン系のフランス語とどういう違いがあるのかな~というふうに楽しみにしております。
 ほかにも、どうやったら多言語学習を成功させられるのかという学習のコツや、スペインで生活した体験なんかも聞けると思いますよ

 翻訳の勉強をしていると、「どうやったらうまく訳せるようになるんだろう」、「すぐに上達するコツはないだろうか」ということばかり考えてしまいがちです。
 実際に、ほかの医薬翻訳講座にはこのような「多言語講座」は存在しません。直接翻訳の上達につながるものではないからでしょう。

 でもタリンさんは、翻訳者の重要な資質のひとつが「好奇心」であると言っています。それに、翻訳の上達とは関係なく、役に立たないように思えることこそが、のちのち役に立ってくるということも言っています。

 スペイン語の話を聞いたからといって、すぐにNatureが読めて訳せるようになるわけではありません(でも実は、スペイン語ができるようになればNatureも読めるようになるんです。その秘密は授業で)。大事なのは、日本語とも英語とも違う言語に好奇心をもつこと。今まで見えなかったものが見えてくるはずです。


 授業の後にはトライアリスト東京事務所の近くにあるメキシコ料理のお店に行きます。
 メキシコ料理と言えばタコスとかトルティーヤしか思い浮かばなかった私は、このお店でそんなメキシコ料理に対するイメージががらりと変わりました。アメリカ経由のメキシコ料理ではなくて、本場メキシコのメキシコ料理が食べられます。
 メキシコはコロナやテキーラなど、お酒も美味しいです

 こういうお店に行くと、自分がどういう翻訳者を目指すのかということの参考にもなると思います。英語に汚染された日本語で文章を書く翻訳者になるのか、本来の日本語で文章を書く翻訳者になるのか。さぁ、どちらを目指しますか?!


 お申込み、お問合せはこちらまで。

フランス語の参考書⑤『中級フランス語 よみとく文法』

06 05, 2013
中級フランス語 よみとく文法中級フランス語 よみとく文法
(2011/06/11)
西村 牧夫

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 目次

 1章 名詞限定辞を理解しよう
 2章 分詞構文とジェロンディフの徹底検証
 3章 否定から条件法へ
 4章 語りの世界
 5章 現在と過去
 6章 複合時制
 7章 接続法の考え方


 以前紹介した『中級フランス語 あらわす文法』と同じシリーズの1冊。

 この本も、第1章で冠詞が取り上げられています。分量でみると、『あらわす文法』が30ページ弱だったのに対して、こちらは60ページ弱。この本では、だいたい3分の1が冠詞に充てられています。

 『あらわす文法』では、フランス語の冠詞を扱っていながらも、「冠詞とは何か」という冠詞の本質的な側面に焦点が当てられていました。この本では、そのような冠詞の本質的な側面と、「フランス語の冠詞」という個別的な側面を両方扱っています。

 こうなると、話が少しややこしくなってきます。英語の冠詞の使い方には英語の論理が働いているように、フランス語の冠詞の使い方にはフランス語の論理が働いています。
 英語では、総称を表すのにthe dogsとは言えませんが、フランス語ではles chiensと言います。この違いは、冠詞の本質とは関係ありません。各言語の決まりにすぎないのです。

 この冠詞のふたつの面をごっちゃにしないためにも、まず『あらわす文法』の冠詞の部分を先に読んでからこちらを読まれるといいと思います。

 
 また、フランス語の小説を読みたいと思っている方には第4章がおすすめ。「失われた時を求めて」や「星の王子さま」、ルソーの「告白」、「異邦人」などの例文を使って、自由間接話法や単純過去が解説されています。どちらも、ふつうの教科書ではあまり突っ込んで説明されていないので、なるほど~と思うところがいっぱいです。

 第7章では接続法の考え方がわずか4ページで実に簡潔にまとめられています。どういう場合に直接法を使って、どういう場合に接続法を使うのか。これも、ふつうの教科書を読んでもわかったようなわかんないような感じになりますが、ここを読めばすっきりします。

フランス語の参考書④『フランス語の表現』

06 04, 2013
日本語から考える! フランス語の表現 (日本語から考える!)日本語から考える! フランス語の表現 (日本語から考える!)
(2011/03/15)
佐藤 康、山田 敏弘 他

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  目次
 「あの人は、田中さんです。」と「あの人が田中さんです。」―「は」と「が」
 「お父さん、どこ行くの?」「お父さんは会社に行くんだよ。」―代名詞と省略
 「それが使いにくかったら、あのペンを使ってください。」―指示詞
 「ひとつしか残っていなかった。」と「ひとつだけ残っていた。」―とりたて助詞
 「ひとつも見つかりませんでした。」―否定の捉え方
 「ありがとうございました。」―「た」の働き
 「愛しています。」―進行と結果状態の表現
 「見知らぬ人が話しかけてきた。」―方向性の表現
 「ぼくたち、大きな魚に食べられちゃうよ。」―受身と使役
 「隣の部屋で一晩中騒がれて眠れなかった。」―被害の受身と恩恵表現 ほか


 この記事でも触れましたが、フランス語がどんなことばなのかを知るためには、フランス語だけを勉強しているのではだめで、別の言語と比較する必要があります。日本語以外の言語を勉強してはじめて、日本語の特徴がわかってくるように、フランス語を勉強するにあたっても常に日本語との差を意識する必要があります。

 この本ではどの章もまず、「は」と「が」の使い分けなど、日本語の発想やしくみに関する説明があって、その後に対応するフランス語の表現を学べるようになっています。日本語を母語とする人にとっては、「日本語ではこういう発想をするけどフランス語ではこういう発想をする」という流れは非常にわかりやすいです。


 一番のおすすめポイントは、この本が白水社の「日本語から考える!」シリーズの1冊であるということ。現時点では、フランス語のほかにドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、韓国語、英語の本が出ています。
 日本語の解説部分と作文の問題が共通になっているので、フランス語以外の言語を勉強したいと思ったときにこのシリーズの本を使えば、フランス語とその言語の違いまでわかっちゃうわけです
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クルック

Author:クルック
翻訳の森に迷い込んでもう3年。トライアリスト東京。

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