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フランス語の参考書⑤『中級フランス語 よみとく文法』

06 05, 2013
中級フランス語 よみとく文法中級フランス語 よみとく文法
(2011/06/11)
西村 牧夫

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 目次

 1章 名詞限定辞を理解しよう
 2章 分詞構文とジェロンディフの徹底検証
 3章 否定から条件法へ
 4章 語りの世界
 5章 現在と過去
 6章 複合時制
 7章 接続法の考え方


 以前紹介した『中級フランス語 あらわす文法』と同じシリーズの1冊。

 この本も、第1章で冠詞が取り上げられています。分量でみると、『あらわす文法』が30ページ弱だったのに対して、こちらは60ページ弱。この本では、だいたい3分の1が冠詞に充てられています。

 『あらわす文法』では、フランス語の冠詞を扱っていながらも、「冠詞とは何か」という冠詞の本質的な側面に焦点が当てられていました。この本では、そのような冠詞の本質的な側面と、「フランス語の冠詞」という個別的な側面を両方扱っています。

 こうなると、話が少しややこしくなってきます。英語の冠詞の使い方には英語の論理が働いているように、フランス語の冠詞の使い方にはフランス語の論理が働いています。
 英語では、総称を表すのにthe dogsとは言えませんが、フランス語ではles chiensと言います。この違いは、冠詞の本質とは関係ありません。各言語の決まりにすぎないのです。

 この冠詞のふたつの面をごっちゃにしないためにも、まず『あらわす文法』の冠詞の部分を先に読んでからこちらを読まれるといいと思います。

 
 また、フランス語の小説を読みたいと思っている方には第4章がおすすめ。「失われた時を求めて」や「星の王子さま」、ルソーの「告白」、「異邦人」などの例文を使って、自由間接話法や単純過去が解説されています。どちらも、ふつうの教科書ではあまり突っ込んで説明されていないので、なるほど~と思うところがいっぱいです。

 第7章では接続法の考え方がわずか4ページで実に簡潔にまとめられています。どういう場合に直接法を使って、どういう場合に接続法を使うのか。これも、ふつうの教科書を読んでもわかったようなわかんないような感じになりますが、ここを読めばすっきりします。
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翻訳の森に迷い込んでもう3年。トライアリスト東京。

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