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ランク制通学講座④

11 28, 2013
 そう。訳そうとすると意外に手こずります。

 専門的な医学論文だと、確かに内容は高度ですが、訳語の選択に悩まされることは案外少なく、文体の意識をもって練習するうちにそれなりの訳文が作れるようになってきます(ただこの「それなり」というのが実はやっかいで、性質の悪い問題なのですが)。

 これがある程度一般向けの内容になると、訳語の選択が難しくなってきます。この単語はこう訳せばよいというのがあまりできなくなります。

 ではどうやって訳語を決めるのか。

 まずはその単語を普段よりも深く捉えようとすること。たとえば「影響」と訳せることのある単語がいくつかありますね。influenceとかeffectとかimpactとか。あるいは「評価する」と訳せるものにevaluateとassessがあります。このように馴染みの深い単語でも、案外ぼんやりとしか捉えられていないものが結構あるものです。講座ではこういうものが出てくるたびに、ひとつずつつぶしていきます。

 次に大切なのが「観点」です。各単語がどのような観点から用いられているのかを考えます。情報量理論に馴染みのある方には「情報量」と言った方がいいでしょうか。たとえばlifeという単語。辞書を引くといろいろ訳語が載っています。「生命」、「生活」、「人生」、「生気」などなど。「生命」というのは生物学的観点から用いられているときの訳語になります。
 では、「生活」や「人生」はどんな観点から用いられているときの訳語でしょうか。また、哲学的観点からlifeという単語が用いられている場合には訳語はどうしたらいいでしょうか。

 すぐに答えが出てきますか。(つづく)
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翻訳の森に迷い込んでもう3年。トライアリスト東京。

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