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専門書をもっと読もう①

05 14, 2013
 質問です。

 将棋のルールも駒の動かし方も知らない人が将棋を指せるでしょうか。

 もちろん指せません。
 
 これまでフランス語を勉強したことのない人がフランス語で文章を書けるでしょうか。

 もちろん書けません。

 ではここで本題です。医学の文章を読んだことのない人が医学の文章を書けるでしょうか。

 絶対に書けません。
 
 トライアリストでは、課題を提出する際に、参考にした辞書や専門書を挙げてもらっています。
 仕事柄受講生の方の訳文に目を通させていただくのですが、正直びっくりしています。

 皆さんあまりにも専門書を読んでいらっしゃらない…
 パッと見ですが、辞書以外で平均1冊いくかいかないかという感じです。
 
 あまりにももったいないことをしています。トライアリストではせっかく1~2ヵ月毎に分野が毎回変わって、最新の論文が課題になっているわけですから、もっと仕事の練習台にしてください。実際の仕事で専門書を何も読まずにすませるなんて、自殺行為以外の何物でもありません。

 医学の文章は私たちが日常接する文章とはまるっきり別のものです。普段絶対に使わないような言い回しがたくさん出てきます。別の言語だと思ってもいいくらいです。

 翻訳は解釈があっていればいいというものではありません。医学なら医学の分野にふさわしい日本語で書く必要があります。日常語べったりの文章を書いて、クライアントや翻訳会社の人間に素人だと思われたらそこで終りなのです。

 では、どれくらいの量を読めばいいのかというと、各課題最低でも1冊は読むべきだと思います。うまくその1冊を選べれば、必要最小限の言い回しや知識は身につくと思います。

 ちなみに、私がこの前の12月、1月の本講座課題を訳すときに参考にしたものを挙げてみます。

 ①『ウイルスを知る』羊土社
 ②『ウイルス学』朝倉書店
 ③『生命科学を推進する分子ウイルス学』共立出版
 ④『微生物学』南江堂
 ⑤『分子進化』共立出版
 ⑥『ゲノム進化学入門』共立出版
 ⑦『DNAからみた生物の爆発的進化』岩波書店
 ⑧「RNAウイルスと変異」、『ウイルス』55巻2号
 ⑨「病原体ゲノムのセントラルドグマ」、『実験医学』27巻10号
 ⑩「ウイルスゲノムの複製と遺伝子発現」、『小児科診療60巻11号』

 これはほんの一部です。この課題は内容も用語も言い回しも難しかったので、かなりいろいろな専門書や雑誌を読みました。

 専門書を読まない理由はおそらく、

 ①面倒くさい
 ②選び方がわからない
 ③お金がない
 ④買いに行く時間がない 

といったところでしょうか。 

 ①に該当する方はトライアリストにはいらっしゃらないと思うので、②~④に関して対処法を考えていきます。
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翻訳の森に迷い込んでもう3年。トライアリスト東京。

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